大腸・肛門疾患の部屋

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■神戸朝日病院
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大腸癌のお話

排便時に出血する疾患は痔のみではありません。もっと怖い疾患、大腸癌を忘れてはいけません。食生活の欧米化に伴い大腸癌の罹患率は増加の一歩をたどり、日本人女性の癌死因の第一位となるに至りました。排便時の出血を軽く思わないで、是非、精密検査を受けてください。特に、市町村が行う住民大腸癌健診の検便(便潜血検査)で「精密検査を要する」と言われているのに放置している方は、是非とも大腸内視鏡検査を受けてください。便潜血検査は大腸癌のハイリスク群の絞込みに優れた方法であり、「精密検査を要する」群の3〜4%に大腸癌が発見されています。尤も健診で発見される大腸癌の多くは早期癌であり、内視鏡切除のみで治療が完了しています。外科的手術が必要となったとしても、治癒切除可能な症例がほとんどです。

当院では年間約400件の大腸内視鏡検査を行っており、内視鏡下の早期癌切除も積極的に行っております。また、患者様が希望されれば、軽い鎮静剤投与の下での検査も行っています。検査のみなら入院は不要です。病変を切除した場合は、大きさによっては数日間の経過観察入院が必要なこともあります。

 

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