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肝硬変の内科治療

肝硬変の内科治療として、食道静脈瘤破裂による出血対策、肝不全対策があげられます。

食道静脈瘤破裂に対する出血対策としては、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)と内視鏡的硬化剤注入療法(EIS)を行います。現在、熟達した内視鏡医によれば安全、確実に止血が可能です。ただ食道静脈瘤については、出血してから止血するよりは、出血する前に予防的に止血するほうがはるかに容易です。その意味でC型慢性肝炎あるいは肝硬変患者においては、定期的な内視鏡検査が必要です。Red Color sign(=RCサインまたは赤色サイン)、すなわち静脈瘤の出血を予見する所見の診断が最も重要です。

一方、肝不全対策は腹水の管理、低アルブミン血症、肝性脳症の管理です。腹水については利尿剤の投与とアルブミン製剤の投与、場合によっては腹水濾過濃縮再静注療法が有効です。また肝性脳症、低アルブミン血症については、アミノ酸製剤の投与により良好な管理が得られつつあります。ただそれを管理するうえにおいては肝硬変の状態の把握、すなわち定期的な血液検査(アンモニアを含む)と画像診断が重要です。

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腹腔鏡で見た肝臓

正常な肝臓(左)に比べ、肝硬変(右)の肝臓は表面がゴツゴツしています。

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