はじめに
肝臓のはたらき
肝臓病の症状
肝臓病のいろいろ
肝臓の検査
  肝臓の検査
   血液検査
  画像検査
  病理組織検査
肝臓病の治療
肝臓病の食事治療
日常生活について
よくあるご質問Q&A



サイトマップ

■神戸朝日病院
--神戸市第二次救急病院--
〒653-0801
神戸市長田区房王寺町3-5-25
連絡先
電話: 078-612-5151(代)
FAX:078-612-5152
email:info@kobe-asahi-hp.com

 
HOMEへ戻る


 
▼このページの目次
 肝臓の検査
 血液検査
 画像検査
 病理組織検査

肝臓は、栄養素の合成・分解、薬剤やアルコールの解毒など、多岐にわたる重要な機能を兼ね備え、様々な役割を担っています。
肝臓が障害されると、症状として現れることは少ない(沈黙の臓器といわれている)ですが、血液・生化学検査の結果から、肝臓に起こっている障害を推測することができます。

血液検査(→詳細ページへ)

 項目正常値(当院)ひとこと
肝細胞の破壊GOT(=AST)
GPT(=ALT)
38IU/l以下
43IU/l以下
肝臓が障害を受けるとトランスアミナーゼ(GOT・GPT)が血中に放出され高値になる。
体調の変化などに敏感に反応することもあるので、細かな数値の変動に神経質にならず経時的変化を見ていくことが重要!
肝臓の代謝低下ALB
ChE
PT
HPT
PLT
3.8〜5.3g/dl
3500〜8100IU/l
70〜100%
70〜130%
14〜34万/mm
ALBChE・・肝臓で合成されるので、肝臓の線維化が進むと低値となる。
PTHPT(凝固因子)・・同じく肝臓で合成される。血液中の半減期が短いため、重症度の判定を正確に知ることができる。
PLT(血小板)・・血小板数は慢性肝炎の進行度と関係し、しだいに低値になる。
胆汁の排泄不良T-BiL
ALP
LAP
γ-GTP
0.2〜1.0mg/dl
110〜354IU/l
30〜70 IU/l
80 IU/l以下
T-BIL・・肝臓での処理能力の低下により高値となる。
2mg/dl以上になると身体所見に黄疸が現れはじめる。
ALP・LAP・γ-GTP(胆道系酵素)・・肝臓内または肝臓外の胆汁うっ滞により高値となる。また、γ-GTPはアルコール摂取により優位に高値となる。
肝臓の予備能力ICG停滞率15分値 10%以下肝臓の予備能力がどれくらいあるのかを見ます。
再生能力が低下すると10%を超えるようになる。
線維化の指標TTT
ZTT
ヒアルロン酸
4.0以下 単位
2.0〜12.0単位
50ng/ml以下
肝臓組織での線維化の指標となり、線維化が進むと高値となる。
肝炎ウィルスマーカーIgM-HA抗体
IgM-HBc抗体
HBs抗原・抗体
HBe抗原・抗体
HBV-DNA(定量)
HCV抗体
HCV抗原
(コアタンパク質)

HCV-RNA(定性・
定量)

HCV群別(グルーピング)
他の肝炎の検索項目など
 何が原因で肝炎を起こしているか、
ウィルス量がどれくらいの(現在)存在するのか、
感染が起きて(現在)どのような状態なのか、
治癒しているのか否か、治療効果の判定など。
腫瘍マーカー
(=肝癌を発見する)
AFP
PIVKA―II
AFP-L3%
10.0ng/ml以下
40mAU/ml未満
10.0%未満
肝臓に癌細胞があると高値になる。ただし、全例が
高くなるわけではなく、慢性肝炎や肝硬変でも高く
なるので、画像検査と組み合わせて判断する

 

画像検査(→詳細ページへ)
脂肪肝の程度、肝臓の状態や肝硬変の程度、癌細胞がないかなど、それぞれの機器の特性を生かし検査を行う。

 機器の特徴
超音波検査(US)非侵襲的である。
X線の被爆がない。
機器が移動できるので、病室等でも検査は行える。
腹部CT人体の横断画像を撮影する。
USに比べ、体表面から深部も明瞭に描出できる。他の臓器などの位置関係も立体的に理解しやすい。
PlainCT(単純X線CT)CE-CT(造影X線CT)CTA(肝動脈造影下CT)CTAP(経動脈的門脈造影下CT)などの種類がある。
腹部MRIあらゆる方向の断層像が得られる。
X線の被爆がない。
強力な磁力を用いているので、体内外に金属がある場合(心臓ペースメーカー・脳動脈瘤術後etc)の検査は出来ない。

 

病理組織検査(→詳細ページへ)

 何が判るのか
肝生検肝炎の進行度(活動性・線維化)・脂肪肝の程度・癌細胞がないかなど、組織採取し、顕微鏡下にて診断する。

<< 「肝臓の部屋」TOPに戻る


▲このページのTOPへ

©2001-2007 KOBE ASAHI HOSPITAL. All Rights Reserved.