はじめに
肝臓のはたらき
肝臓病の症状
肝臓病のいろいろ
肝臓の検査
肝臓病の治療
肝臓病の食事治療
日常生活について
よくあるご質問Q&A



サイトマップ

■神戸朝日病院
--神戸市第二次救急病院--
〒653-0801
神戸市長田区房王寺町3-5-25
連絡先
電話: 078-612-5151(代)
FAX:078-612-5152
email:info@kobe-asahi-hp.com

 
HOMEへ戻る


ホームページにお寄せいただいた質問のコーナー
一部内容を変えて、ご紹介しています。

高齢者のインターフェロンによるC型肝炎治療について教えて下さい。
インターフェロン治療は、とても高額と聞くけれど、一体どれくらいの費用がかかるのですか。
肝癌の治療で、現在行われているラジオ波焼灼療法は、保険の適応となっているのでしょうか。
原発性肝癌に効果的ということですが、転移性の肝癌には有効ですか。
C型肝炎はウイルス感染から発病までの期間はどれくらいでしょうか。

 

Q高齢者のインターフェロンによるC型肝炎治療について教えて下さい。
母は73才です。4年前にC型肝炎にかかっていることがわかりました。
現在、特に治療もせず数ヶ月に一度、血液検査と腹部エコーで検査を行なっています。インターフェロンは、副作用が強いため高齢者には使えないと聞いたのですが、本当でしょうか。
A高齢者のインターフェロン(IFN)投与については、慎重に投与することになっていますが、C型肝炎の肝癌の発癌のリスクを考慮して本人の希望がある場合には、副作用に注意しながら実施する場合があります。IFNを投与しない場合には、肝炎の程度を観察しながら、強ミノCの静脈注射や、ウルソなどの内服で治療することがあります。
  • C型肝炎の肝癌発癌リスクとは
    慢性肝炎は、肝臓の障害の程度(ステージ)つまり肝細胞の線維化の程度によりF1(軽度)、F2(中度)、F3(重度)に分類されます。線維化がすすみ肝硬変になるとF4となります。線維化の度合いは、肝生検を行い肝臓の組織を顕微鏡で観察することでわかります。それぞれのステージによって、肝癌が発生する率が違います。

C型肝炎の肝癌の発癌リスク

病期(ステージ)10年間の推定発癌率慢性肝炎のステージがF2の場合、推定発癌率が15%ですので、100名のF2の方の内10年間に15名に癌が発生すると推定されます。
F15%
F215%
F330%
F470%

▲このページのTOPへ
 
Qインターフェロン治療は、とても高額と聞くけれど、一体どれくらいの費用がかかるのですか。
A インターフェロン治療の費用については、使用するインターフェロンの種類や併用するお薬があるかないかなどによって少し違います。当院では現在7薬剤(11種類)のインターフェロンを採用しており、患者さまのウイルスの型やウイルスの量、年齢や肝機能などいろいろな条件を考慮し、もっとも効果的な薬剤や投与法を決定しています。
また、インターフェロン治療を行う場合は、副作用やウイルス量のチェックなど、決められたスケジュールで検査を行いますので、医療費は、そういった診療、検査、薬剤費等を合算した額になります。
インターフェロン治療により医療費が高額になった場合は、高額療養費制度*が適用され最終的な自己負担額は限られた金額になります。

*高額療養費制度
同月内の窓口での患者支払い金額のうち、一定額を超える額が申請後2〜6ヶ月後に返還される制度です。所得に応じてひと月分の自己負担金額の上限額が異なります。

*2005年12月現在、1ヶ月の医療費の負担額が、72,300円を越えた場合は、高額療養費の貸付斡旋制度があります。所得によって金額がそれぞれ変わります。(表1)また国民健康保険、社会保険など加入されている保険によって手続きの方法が違います。くわしい内容は受付窓口にお尋ね下さい。

自己負担金額
所得に応じて、ひと月分の自己負担金額の上限額が下記のようになります。

所得区分患者さんの自己負担金額
3ヶ月目まで4ヶ月目以降
上位
所得者
標準報酬月額が
56万円以上の場合
139,800円+
(医療費-466,000円)×1%
77,700円
一般
所得者
標準報酬月額が
56万円未満の場合
72,300円+
(医療費-241,000円)×1%
40,200円

所得者
住民税非課税世帯
に属する場合
35,400円24,600円

例)
投与開始から2週間入院して毎日IFNβを点滴、外来通院しながら1日おきにIFNα2bを注射(筋注)、レベトール併用を約半年行なった場合、3割負担の方で、1ヶ月の医療費の平均は、約90〜100万円となります。(食事代、差額ベッド代は含まず)
一般的に、開始当初は入院費もかかり、検査費用なども多くかかります。その後外来通院で1日おきにIFNα2bの注射を続けると、ひと月約8万円です。一旦窓口で、医療費をお支払いいただきますが、高額療養費の申請を行なうと、それぞれの所得に応じて、医療費が戻ってきます。


▲このページのTOPへ
 
Q肝癌の治療で、現在行われているラジオ波焼灼療法は、保険の適応となっているのでしょうか。
A 2004年4月の診療報酬改定で、ラジオ波焼灼療法は保険適応となりました。
治療法は保険適応になりましたが、治療に使用する電極針は、現時点では1社しか保険で認められていません。当院では、治療する部位や扱いやすさなども考慮し、保険で認められていない電極針も使用しています。
当院では、ラジオ波焼灼療法を行なう場合、マイクロ波凝固療法を併用していますので、全ての患者さまはマイクロ波凝固療法のみ保険請求となります。

▲このページのTOPへ
  
Qテレビで、ラジオ波焼灼療法のことを知りました。
原発性肝癌に効果的ということですが、転移性の肝癌には有効ですか。
A ラジオ波は基本的には原発性肝癌に対する治療手技ですが、転移性肝癌にも有効なことがあります。肝臓のどの部位にいくつあるのか、患者さまの全身状態はどうなのかということも含めて検討した上で治療方法が決まります。

▲このページのTOPへ
   
QC型肝炎はウイルス感染から発病までの期間はどれくらいでしょうか。
A C型肝炎の潜伏期は2週〜6ヶ月程度とされています。
C型急性肝炎は、A型やB型の肝炎に比べ、自覚的には軽度な症例が多く、感染に気がつかないこともあります。感冒様症状や黄疸などの症状がみられる例は50%以下といわれています。
献血や人間ドックあるいは職場の健康診断などで、はじめて感染に気がついた人のほとんどは、C型肝炎ウイルス持続感染者(キャリア)です。C型肝炎の検査を受けてはじめて感染がわかるのは、ほとんどの人に自覚症状がないからです。
▲このページのTOPへ

<< 「肝臓の部屋」TOPに戻る


▲このページのTOPへ

©2001-2007 KOBE ASAHI HOSPITAL. All Rights Reserved.