日韓医学交流

日韓医学交流の発展のために ~継続は力なり~

神戸朝日病院の「朝日」は朝鮮半島の「朝」と日本の「日」を意味しています。
医療を通じて韓国と日本の真の友好と協力を願って開設されました。

握手のイラスト

1990年代初めから神戸大学医学部附属病院とともに、 韓国釜山(プサン)にある東亜大学校医科大学と姉妹病院関係を結び、 “日韓医学交流”を深めてきました

現在日韓両国は大衆文化、スポーツなどの分野だけでなく、 医学を含む学術分野でも活発な交流が展開されています。 今なお歴史問題に関しては両国の間には大きな見解の違いが存在しています。 ただそうした歴史問題の認識の違いがあるからこそ、 両国の相互理解と友好を深めるために、医学交流活動が重要であると考えます。 “継続は力なり”という言葉を糧にして、 日韓医学交流活動を今後も着実にすすめたいと思っています。 今後も皆様のご理解とご協力をお願い致します。

人的交流

1990年代初頭

韓国釜山にある東亜大学校医科大学より数名単位の医学生の研修を毎年継続。

神戸大学と当院で研修を行なっています。

2009年11月

神戸市民間病院協会の主催する“日韓看護フォーラム”が釜山で開催。

“民間病院の立場から看護教育に関する諸問題を検討する”をテーマとして日本から10名、韓国から30名を超える看護師が参加。

新人教育を含む看護師養成のあり方について意見交換し大きな成果を上げました。

2014年11月

神戸市民間病院協会、釜山市病院会の主催で、「認知症をめぐる日韓シンポジウム」が神戸市で開催。

当院の日韓交流室が通訳などの事務局を務めました。

2015年5月
韓国、大邱(テグ)保健大学校と医学交流についての「協定書」を交わしました
2015年9月(約4ヶ月間)
大邱保健大学校看護学科3年生3名が当院で語学研修と病院実習を行いました。

学術交流

大腸カメラの写真

Japan Korea Liver Symposium(日韓肝シンポジウム)のご紹介

日本の国旗

Committee member

Okio Hino, Masatoshi Kudo, Soo Ryang Kim (Japan)

Hyo-Suk Lee, Kwang-Hyub Han, Young-Hwa Chung(Korea)

当院はJapan-Korea Liver Symposium (JKLS) の日本側事務局です

韓国の国旗

KLS has been held every year since 2004. Since then, the Symposium has covered a variety of subjects.

All meetings were highly successful and rewarding in understanding the similarities and differences in liver diseases in Japan and Korea.

We firmly believe this symposium will promote mutual friendship and cooperation between Japan and Korea through the active discussion. We would like to make it an epochmaking symposium with the aim of contributing to the progress of hepatology in the world. It is really a great honor to welcome all of you to the symposium and to endeavor in making it a model of bridges of communication between Japan and Korea.

近年医学の分野においても日本と諸外国の国際交流が活発となってきました。

しかしアジア諸国との交流は、まだ限られたものであるのが現実です。

  • アジア諸国の医学交流の先駆けとして、1996年から日本と韓国の第一線の医学者招いて神戸において3回のシンポジウムが開催され、肝臓疾患の両国間の共通点と相違点を明らかにする作業が行なわれてきました。
  • そういった成果を踏まえ、2004年1月に第1回JKLSが開催されました。その後も毎年、日韓両国の研究の集大成と21世紀の肝炎・肝癌研究の新しい展望を切り開く、画期的なシンポジウムを開催しています。今後も日韓両国及びアジア諸国との”かけはし”的な役割を果たしたいと考えています。

JKLS事務局

樋野 興夫(順天堂大学医学部 病理学教授)

工藤 正俊(近畿大学医学部 消化器内科教授)

金 守 良(神戸朝日病院 院長)

李 孝 錫(ソウル大学 内科教授)

韓 光 協(延世大学 消化器内科教授)

鄭 永 和(ウルサン大学 内科教授)

第11回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2014年6月8日(日)
場所
国立京都国際会館(京都)
内容
Hepatitis and Hepatocellular
Carcinoma; Update in 2014
プログラム
第11回JKLS案内

第10回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2013年7月7日(日)
場所
Paradise Hotel Busan (釜山)
内容
Viral hepatitis and hepatocellular
carcinoma: Update in 2013
プログラム
第10回JKLS案内

第10回シンポジウムの内容は、Digestive Diseases(Clinical Reviews)として出版されました。
Digestive Diseases 31(5-6) 401-500(2013)”Chronic Liver Diseases and Hepatocellular Carcinoma:
Update in 2013″

第9回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2012年7月15日(日)
場所
University of Ulsan College of Medicine (ソウル)
内容
Management of Hepatocellular
Carcinoma: An Update in 2012
プログラム
第9回JKLS案内

第9回シンポジウムの内容は、Digestive Diseases(Clinical Reviews)として出版されました。
Digestive Diseases 30(6) 535-624(2012)”Chronic Liver Diseases and Hepatocellular Carcinoma:
Update in 2012″

第8回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2011年7月17日(日)
場所
神戸大学医学部 新緑会館(神戸)
内容
Current situation of virus related
liver diseases in Japan and Korea
プログラム
第6回KJLSプログラム

第8回シンポジウムの内容は、第8回シンポジウムの内容は、Digestion 特集号として出版されました。
Digestion 2011;84(suppl 1)”Tailor-Made Therapy for Viral Hepatitis”

第7回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2010年7月18日(日)
場所
京都大学医学部芝蘭会館 稲盛ホール(京都)
内容
Management of HCC: from bench to clinics
プログラム
第7回JKLS案内

第6回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2009年7月18日(土)
場所
Kyongju Hilton Hotel (慶州,韓国)
内容
Eco-medical Issues of Viral
Hepatitis in Next Generation
プログラム
第6回JKLS案内

第6回シンポジウムの内容は、Intevirology特集号として出版されました。
Intervirology 2010;53:1-82 “Viral Hepatitis A to E:
An Update in 2010”

第5回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2008年8月30日(土)
場所
近畿大学 November Hall (大阪)
内容
Hepatocellular Carcinoma-Present and Beyond
プログラム
第5回JKLS案内

第5回シンポジウムの内容は、Oncology 特集号として出版されました。
Oncology 2008,75:1

第4回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2007年9月8日(土)
場所
Sheraton Grande Walkerhill(ソウル,韓国)
内容
New Diagnosis Tools of Virus (HBV and HCV) Related Liver Diseases.
プログラム
第4回JKLSプログラム

第4回シンポジウムの内容は、Intervirology特集号として出版されました。
Intervirology 2008;51(suppl 1)1-96

第3回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2006年11月3日(金)2006年11月4日(土)
場所
ウェスティンホテル淡路 淡路夢舞台国際会場
内容
Liver Transplantation for Virus RelatedLiver Disease
プログラム
第3回JKLSプログラム

第3回シンポジウムの内容は、Digestive Diseases 特集号として出版されました。
Digestive Diseases 2007,25:1

第2回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2005年4月302005年5月1日
場所
Hyatt Cheju Hotel, (済州島,韓国)
内容
Non-A,Non-B,Non-C Liver Diseasein Korea and Japan
プログラム
第2回JKLSプログラム

第1回日韓肝シンポジウム(JKLS)

開催日
2004年1月10日(土)
場所
ラッセホール(神戸)
内容
Prevention of Occurrence and Recurrencein Human Hepatocarcinogenesis
プログラム
第1回JKLS案内
抄録集
御希望の方は、JKLS事務局(078-612-5151)までご請求下さい。在庫がございますのでお送りいたします。

アクセスACCESS

〒653-0801 神戸市長田区房王寺町3-5-25

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バス

  1. 神戸市バス[3] [6] [11] [110] [112] 系統
  2. 「房王寺町5」バス停より徒歩約3分

バスの時刻表については、バス会社のホームページをご覧下さい。

電車

  1. 阪急、阪神、山陽、各線の「新開地駅」から神戸電鉄に乗換
  2. 神戸電鉄「長田駅」より、徒歩約6分

※「長田」とつく駅が、他にもあります。(JR新長田、高速長田)乗り間違いにご注意ください。

タクシー

JR「兵庫駅」よりタクシーで約15分