金 秀基院長が「第46回 日本肝臓学会西部会」にて3演題を発表いたします
この度、当院院長の金秀基医師が2025年12月4~5日に開催される「第46回 日本肝臓学会西部会」において、3つの演題を発表いたします。
■ 発表演題
演題1:12月4日(木)シンポジウム
『肝硬変患者における骨量・骨質・代謝骨に基づく骨粗鬆症の包括的病態解析』
高齢の慢性肝障害患者様は骨粗鬆症・骨折リスクが高く、その病態の早期発見が
求められ、それには、骨量に加え、骨質・骨代謝も含めた包括的な評価が重要と
なるということについてご報告いたします。
演題2:12月4日(木)一般演題
『高齢者肝癌に対するMoving methodを用いたマイクロ波焼灼療法の有用性の検討』
高齢化時代における低侵襲治療の需要の高まりに伴い、当院で考案したより安全
かつ効率的な治療法の有用性について検討した内容を報告いたします。
演題3:12月5日(金)一般演題
『画像診断のみでは鑑別困難であった高齢者肝腫瘍診療における病理組織診断の意義』
高齢化の進行に伴い、肝腫瘍が偶発的に発見される機会が増加していますが
画像診断のみでは確定診断が困難な症例も少なくありません。
高齢者肝腫瘍診療において、画像診断のみに頼ることなく、診断に難渋する場合には、
病理組織的検索より確定診断を得ることが、適切な診療方針決定に重要であることを
当院で経験した例を挙げてご報告いたします。
✽ 当院は「治し支える医療」の実践に向け、今後も専門診療の研鑽を積むとともに、
地域医療連携を通じた医療の質の向上に取り組んでまいります。
