外科・整形外科

外科・整形外科とは

外科という言葉のつく診療科は、手術を行って患者様の病状を回復に導く診療科です。
それらの中でも外科(一般外科)は、すべての領域における外科治療を総合的に行う診療科になります。

一方、整形外科は運動器の疾患を専門的に扱う診療科で、運動器の機能的改善を重要視して治療を行います。運動器を扱う診療科ですが、骨および骨格系や筋肉だけでなく神経なども対象になります。また、外科は主に内臓の疾患を中心に診療を行いますが、整形外科では内臓の診療は行いません。

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主な症状

手に包帯を巻いている人の写真

外科で診ることのできる症状は、腹痛、嘔気、嘔吐、下痢、便秘、下血、吐血、身体がだるい、胸やけ、食べ物が飲み込みにくい、尿が褐色になる、立ち上がった際に足の付け根が盛り上がる、腹部膨満感、乳房の痛み、乳房のしこり、皮膚の腫れ、痛み、ただれ、発赤、擦り傷、切り傷、皮膚の膿、リンパ節の腫れ、やけどなど非常に多岐にわたります。また、消化管穿孔といった今、手術をしなければ命にかかわる可能性もある緊急度の高い症状や、急性の虫垂炎なども外科で請け負います。

整形外科で診ることのできる症状は、関節の痛み、手指の痛み、関節の変形、ひじの痛み、腰痛、背中の痛み、背中の張り、関節の外れ、関節のぐらつき、関節が動かない、骨が折れた、四肢の麻痺、骨が変形している、神経痛、関節の盛り上がりがある、関節の腫れ、脱臼、アキレス腱のケガ、膝の痛み、四肢のしびれ、足のむくみ、ふるえ、足が痛い、足の変形、足首の痛み、肉離れ、歩行困難、歩きにくい、歩き方が普段と異なる、ふらつきなどです。外反母趾や内反足、腱鞘炎やガングリオンといった日常生活が困難になるわけではないものの、放置することで徐々に生活に支障をきたす疾患や、ぎっくり腰や寝違え、むち打ち、突き指といった日常生活で起こりやすいものについても整形外科で診療ができます。

治療法

手術する医者の写真

外科と整形外科で共通している治療方法は手術です。

外科で行える手術の手技は多岐にわたります。開腹手術や開胸手術など、メスで身体を開けて腫瘍や病変部を取り除くという方法。またそれら以外にも、腹腔鏡下手術や胸腔鏡下手術といって腹部や胸部に小さな穴をあけて、そこから腹腔鏡、胸腔鏡を入れてモニターを見ながら行う手術も行われます。

整形外科では、骨折などの骨の疾患については、人工骨頭やボルトなどを入れて骨をつなぎ合わせる手術を行います。がんなどの悪性腫瘍や良性の腫瘍については、腫瘍を摘出する手術を行います。関節の疾患については、病変部を切除したり、縫合する手術が治療として行われることが多いです。靭帯など腱については修復や再建を行うのが一般的です。手術をする部位や組織、年齢などに応じて手術の方法や内容を変えていくことが、整形外科の治療法の特徴であるといえるでしょう。

整形外科治療の写真

また整形外科では、手術では治療できない疾患について他の方法で治療も行います。腰部の骨折や骨のひび、骨のずれや腱が伸びる、関節が変形するなどという症状に対してはギプスやコルセット、カラーといったもので固定をして、時間の経過とともに少しずつ治癒の方向へと向かわせる保存療法を行います。軟部腫瘍の場合には注射器を使用して軟部腫瘍を吸引するという方法で治療を行いますし、神経系の疾患については神経ブロックといい、神経の周りに痛みや炎症を抑える薬を注射します。さらに治療として運動をすすめたり、マッサージを行ったり、リハビリテーションを行うこともあり、治療のバリエーションはとても豊富な診療科といえるでしょう。
さらに、どの治療法にも共通して薬物療法をセットで行うことが多く、特に骨折や炎症を伴う疾患などには強い痛みを軽減させるための薬、痺れに悩まされているという方にはしびれを軽減させる薬を使用します。病変部によっては、その部位に直接注射器で薬を注入するという方法もあります。薬については飲み薬だけでなく貼付薬や外用薬などさまざまな種類があり、症状や病変部、年齢などに応じて使用する薬も異なってきます。

検査内容

モニターを確認する医師の写真

外科での検査には、病気を診断させるための検査と手術をするための検査があります。
病気を診断するための検査は、血液検査やレントゲン、CTやMRI、エコー検査などに加えて、内視鏡などその病気を診断するために必要となる検査を行います。手術のための検査も血液検査、レントゲン検査を行いますが、この場合の検査は病気の状態を知るためでなく手術に耐えうることができるのか、心肺機能のチェックや感染症の有無、身体の状態などをチェックします。これらの検査と併せて心電図や肺機能検査などを行い、この検査の結果によって手術の可否を判断していくのです。

整形外科で主に行う検査はレントゲン検査です。レントゲンで骨の状態を目で見て確認し、骨の病気に関しては診断をつけます。また、レントゲンよりもさらに骨の状態を細かくチェックすることのできる骨シンチグラフィという検査を、骨のがんなどの病態に対しては行うこともあります。筋肉の病気に関しては、筋肉を触って調べる触診や、ストレッチを行ってもらうことで診断がつけられることもあります。腰や首の病気に対してはMRIやCT、造影剤を使用した検査を行ったり、採血をして身体の状態を調べたりして診断をつけていきます。

整形外科の病気の中には検査をしなくても、患者様からの訴えのみで診断をつけられることもありますので、すべての病態に対して必ずしも検査を行うということはありません。また、診察の結果、手術を受けるということになりましたら外科と同様に血液検査やレントゲン、心電図、肺機能検査などを行い、手術に耐えうることができる状態なのか検査をして確認していきます。

設備紹介

  • 内視鏡下手術

アクセスACCESS

〒653-0801 神戸市長田区房王寺町3-5-25

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