第16回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会での発表について
この度、2025年6月20日~22日に札幌市で開催された第16回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会において、当院地域医療連携室の森井 崇弘 室長(社会福祉士)が発表を行いました。
発表内容
ポスター発表
- 演題:「医療と地域資源の融合がもたらした高齢患者支援の一例」
- 発表者:森井 崇弘(神戸朝日病院 地域医療連携室室長・社会福祉士)
座長
- セッション:一般演題「高齢者への地域ケア」
発表の特色
今回のポスター発表では、当院で実際に経験した症例をもとに、従来の社会資源への橋渡しにとどまらない支援のあり方について報告いたしました。
具体的には、COPD増悪と肺炎で緊急入院となった80歳代男性患者様の事例を通じて、医療と地域活動を統合した支援が患者様の生きる意欲を高める可能性を示しました。
この発表は、単なる制度的な支援を超えて、患者様一人ひとりの人生観や価値観に配慮した個別性の高いケアの重要性を示すものです。
当院では今後も、地域との連携を深めながら、患者様中心の医療・ケアの提供に努めてまいります。