兵庫県では、肝炎対策事業として肝炎患者や肝炎ウイルス検査陽性者が安心して医療を受けられるように、医療機関や行政、職域において保健医療や生活に関する情報提供などを行う「肝炎医療コーディネーター」の養成をすすめています。
近年、大きく変化した肝炎ウイルス治療について、最新の知識を学ぶため、兵庫県肝疾患診療連携拠点病院である兵庫医科大学病院にて、10月、11月に「肝炎医療コーディネーター研修会」が開催され、当院の職員も参加しました。

※当院の肝炎医療コーディネーター研修修了者は11名となりました。

看護師 2名
薬剤師 4名
臨床検査技師 1名
管理栄養士 2名
社会福祉士 2名

肝炎医療コーディネーターの具体的な活動内容の例

・肝炎医療に係る情報、知識等の説明、肝炎ウイルス検査の受検案内
・肝炎ウイルス検査陽性者への受診勧奨、専門医療機関の紹介
※当院は兵庫県肝疾患専門医療機関です
・抗ウイルス治療後も含めた継続受診の重要性(ウイルス排除後も発がんリスクがあることなど)の説明
・肝炎患者やその家族への生活面での助言、服薬や栄養の指導
・定期検査費や医療費の助成、身体障害者手帳等の制度の説明や行政窓口の案内
・C型肝炎訴訟やB型肝炎訴訟に関する窓口案内
・仕事や育児と治療の両立支援相談に関する窓口案内
・医療機関職員向けの勉強会の開催
・拠点病院などで実施する肝臓病教室や患者サロンなどへの参加
・地域や職域における啓発行事への参加、啓発行事の周知

最後に・・・

ウイルス性肝炎について、もし、あなたが悩みを抱えていたら、ぜひ相談してください。大切な人が悩みを抱えていることに気づいたら、声をかけてみてください。
そして、その人が悩みを話してくれたら、話をそらしたり、「そんなことで」と否定したり、安易に励ましたりせず、じっくりと話を聴いて、肝炎コーディネーターがいる肝疾患専門医療機関の相談窓口を紹介してください。
その後も、「何かあったらまた話して」と寄り添い、温かく見守ってあげてください。